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【検証】もっとも実用的な移動平均線(MA)は?【テクニカル分析】

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【検証】 もっとも実用的な移動平均線(MA)は?【テクニカル分析】

移動平均線(MA)には、多くの種類がありますが、どの移動平均線(MA)が一番実用的なのでしょうか?

どの移動平均線(MA)が優れているのかについて、元米国三大投資銀行の一つであるメリルリンチ(Merrill Lynch/現在はバンク・オブ・アメリカに買収され合併)による研究分析があります。

メルリンチは、どの移動平均線(MA)をもっとも実用的であると結論付けたのでしょうか?

 

 

1、移動平均線とは?

移動平均線(MA=Moving Average)は、テクニカル分析にもっとも活用されている指標の一つです。

移動平均線(MA)とは、一定の期間の平均値を結んだ曲線です。

移動平均線(MA)には以下のように多くの種類があります。

  • 単純移動平均線(SMA=Simple MA)
  • 加重移動平均線(WMA=Weighted MA)=線形加重移動平均線(LWMA=Linear Weighted MA)
  • 正弦加重移動平均線(SWMA=Sine Weighted MA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA=Exponential MA)
  • 平滑移動平均線(SMMA=Smoothed MA)
  • 三角移動平均線(TMA=Triangle MA)

このうち、メリルリンチ(Merrill Lynch)の研究では、

単純移動平均線(SMA)

加重移動平均線(WMA=LWMA)

指数平滑移動平均線(EMA)

以上の三種の移動平均線(MA)について、検証されています。

 

 

2、移動平均線の計算法

通常、5日間移動平均線を使うことはありませんが、ここでは計算がわかりやすいように、5日間移動平均線(以下、5日間MA)を例にします。

1日目の終値が100円、2日目が200円、3日目が300円、4日目が400円、5日目が500円だったとします。

ここで、終値で計算するのは、安値・高値・始値・終値の中で、終値が一番重要な値であると、考えられているからです。

 

 

2-1、単純移動平均線(SMA)の計算方法

チャートはビットコイン日本円(BTC/JPY)の15分足です。

加重移動平均線(WMA=LWMA)、指数平滑移動平均線(EMA)は下にアップしてあります。

同じチャートで、単純移動平均線(SMA)、加重移動平均線(WMA=LWMA)、指数平滑移動平均線(EMA)が、それぞれどのように表示されるのか見くらべてみてください。

5日間SMA(5日間単純移動平均線)の場合、単純に5日間の終値の平均値です。

(100+200+300+400+500)÷5=300

 

 

2-2、加重移動平均線(WMA)の計算方法

単純移動平均線(SMA)が5日間の単純な平均値なのに対して、「古い終値よりも新しい終値のほうが重要じゃないか?」という考えのもとに生み出されたのが、加重移動平均線(WMA)です。

5日間WMA(5日間加重移動平均線)の計算方法は、直近の終値を5倍、もっとも古い終値を1倍として、最後に終値にかけた数の合計で割ります。

{(100×1)+(200×2)+(300×3)+(400×4)+(500×5)}÷(1+2+3+4+5)=366

 

 

2-3、指数平滑移動平均線(EMA)の計算方法

指数平滑移動平均線(EMA)は、単純移動平均線(SMA)が抱える二つの批判点に対する答えです。

単純移動平均線(SMA)が抱える二つの批判点とは、

①、平均をとる期間、5日間SMAなら5日間だけに注意が払われていること

②、その期間の終値を等しく平均していること

指数平滑移動平均線(EMA)の計算方法は複雑なので、ここでは割愛します。

 

 

メルリンチが出した4つの結論

メリルリンチは13の商品相場における、単純移動平均線(SMA)、加重移動平均線(WMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、これら三種の移動平均線について、1970年から1976年にわたって 検証しました。

この検証によって、次の4つの結論が導き出されました。

 

先物価格の動きは単純なランダムではないと考えるべき経験上の証拠が得られた。

トレンド追随の技法が、手数料控除後でも顕著な利益を生み出している事実は、値動き予想の手段としてテクニカル分析を正当化するものである。

引用元:先物市場のテクニカル分析

 

どの市場でも常にうまく働くといった移動平均は存在しない。

言いかえれば、各市場ごとにそれぞれ最適な移動平均があるようだ。

引用元:先物市場のテクニカル分析

 

長期の移動平均のほうが、短期の移動平均より成果がよい。

分かれ目は、40日(8週)平均あたりで、意外にも60~70日(13週あたり)平均が最適な平均日数である。

引用元:先物市場のテクニカル分析

 

単純移動平均は、加重平均と指数平滑平均の両方を上回る成果を上げた。

13市場を検証した結果、最もよく機能したのは、(中略) 単純移動平均が10例、加重平均は2例、指数平滑平均はたった1例である。

引用元:先物市場のテクニカル分析

まとめ

メルリンチが出した答えは、単純移動平均線(SMA)が圧倒的に実用的であったとしています。

管理人も単純移動平均線(SMA)を使用しています。

移動平均線(MA)はサポートラインやレジスタンスラインになることも多いので、使っているトレーダーが多いスタンダードなものが一番いいと思います。

というわけで今回は以上になります。

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