- Anchor Protocolって一体どんな仕組みなの?
- Anchor Protocolは稼げるって本当?
- Anchor Protocolの今後の将来性はどうなの?
本記事では、このような疑問にお応えします。
結論からお伝えすると、Anchor Protocolとは「Terraブロックチェーン上に存在する分散型のレンディングプラットフォーム」です。
レンディングプラットフォームとは、「お金を貸したい方」と「借りたい方」が集まる銀行のような場所です。
既存の金融商品では考えられない約20%の利回りを実現しており、ユーザーの中では大きな話題となっています。
本記事でわかること
- Anchor Protocolはステーブルコインの特性を活かして高利回りを得られる
- Anchor Protocolはセキュリティ対策が万全であるためユーザーの信頼を得ている
- Anchor Protocolの将来性は期待できるものであり、未知数
本記事を読めば、高利回りを実現しているAnchor Protocolの概要から将来性まで理解でき、利益を得られるチャンスが生まれます。
最近仮想通貨への投資を始めた方でも、わかりやすく解説していきますので、ぜひご覧ください。
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引用:Coincheck公式
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Contents
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)とは
Anchor Protocolは、約20%の高い利回りを獲得できる仮想通貨レンディングプラットフォームです。
韓国を拠点とするTerraform Labsがプラットフォームであり、2021年3月よりサービス提供を開始しました。
分散型のレンディングプラットフォームであるAnchor Protocolは、Terraステーブルコイン預金で高い利回りを獲得できます。
デポジットできるステーブルコインは、UST・USDC・USDT・DAI・BUSDなどイーサリアムベースのコインです。
たとえば、USTであれば約20%の年利を獲得できるため、100万円分のUSTをデポジットすれば1年間で20万円の利益を得られます。
国内の銀行金利が約0.02%と考えると、信じ難い年利ですが紛れもなく事実です。
借り手は債務不履行が生じた場合に、貸し手がお金を取り戻せるように担保を預ける必要があります。
この担保と借り手による利息支払いによって高い利回りを実現しています。
実際、Anchor Protocolにロックされている現在のUSTは約86億UST、日本円で約9900億円もの額になります。
そして利回りの準備金は約2700万UST、こちらも日本円に換算すると31億円もの額が利益額として準備されています。
Anchor Protocolのシステム上、20%以上の年利を生み出すこともできますが、20%に固定することで安定した利益を保証しています。
ANCトークンとは
トークンシンボル | ANC |
現在価格(2022年2月1日) | 179円 |
最低価格 | 145.26円 |
最高価格 | 952.97円 |
時価総額(2022年2月1日) | 38,538,780,210円 |
時価総額ランキング | 157位 |
主な購入先 | MEXC |
ANCトークンは、Anchor Protocolのネイティブユーティリティ及びガバナンストークンです。
保有することでAnchor Protocolの今後の方針や将来に関わる決定へ投票できます。
また、Anchor Plotocol自体の利回りの一部を得られる設計にもなっています。
Binance上場直後に価格が大きく上昇しましたが、2022年2月現在は市場全体の相場と同調するように価格が下落しています。
トークン自体の特性もあるため、理解したうえで投資判断してみることをおすすめします。
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)の特徴
高い利回りを誇るレンディングプラットフォームであるAnchor Protocolの特徴をご紹介します。
本記事でご紹介する特徴は次の4つです。
- ステーブルコインで高利回りを得られる
- すでに複数の大手取引所に上場
- Anchor Protocolはセキュリティを重視
- テラ(Terra)ブロックチェーン上で稼働
さっそく解説していきます。
「ステーブルコイン」で高利回りを得られる
Anchor Protocolではステーブルコインで高利回りを得られるため、安定した利益を出すことができます。
【ステーブルコインの特徴はこちら】
- 「ドル」や「ユーロ」などの法定通貨と「ペッグ」
- 価格変動がほとんどないため、送金や決済手段としても有能
- メタ社の「diem」など、ステーブルコインに対する規制があるため注意も必要
2021年11月以降、仮想通貨市場の相場は全体的に下落傾向にあります。
ステーキングする仮想通貨がステーブルコインではなく、ボラティリティある仮想通貨になれば得られる利益も当然減少してしまいます。
しかし、Anchor Protocolではボラティリティが少ないステーブルコインをステーキングしているため、相場の影響を大きく受けません。
下落相場だからこそ、ステーブルコインの特性で安定して高い利回りを得られるメリットが光っていますね。
すでに複数の大手取引所に上場
Anchor Protocol/ANCトークンは複数の大手仮想通貨取引所に上場しており、数多くの投資家に支持されています。
【主な上場先はこちら】
取引所名 | 上場日 |
Binance(バイナンス) | 2022年1月 |
KuCoin(クーコイン) | 2021年3月 |
Gate.io(ゲート) | 2021年3月 |
Coinone(コインワン) | 2021年5月 |
2021年3月にKuCoinとGate.ioに上場し、ANCトークンの価格は約350円から約950円まで高騰しました。
その後の8月には約200円まで価格が下落しましたが、2021年末にかけて400円台まで価格を戻します。
2022年に入り価格は約170円まで下落、Binance上場直後は一時的に約210円まで価格上昇するも現在(2022年2月1日)は170円前後を推移しています。
Anchor Protocolはセキュリティを重視
Anchor Protocolはセキュリティを最優先事項として注力しており、すべての契約コードや資産残高を公的に検証可能な状態としています。
具体的には、以下の企業がセキュリティを監査(チェック)しました。
- Cryptonics
- SOLIDIFIED
スマートコントラクトの監査を行う最大級のブロックチェーンセキュリティコミュニティであるSOLODIFIRDがAnchor Protocolの監査を行っています。
世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaをはじめ、「LOOPRING」や「golem」など数々の仮想通貨プロジェクトにも関わっている法人です。
また新たな問題にも対応できるよう「Anchor Bug Bounty Program」というセキュリティを確立し、最高水準の安全性を提供しています。
Anchor Protocolのセキュリティプログラムは以下の防止に重点を置いています。
- 元本金の盗難及び凍結
- 未請求利回りの盗難及び凍結
- ガバナンス資金の盗難
- ガバナンス活動の混乱
- ウェブサイトの稼働中断
- ユーザーデータの漏洩
- ユーザーデータの削除
- 許可のない機密ページへのアクセス
高利回りが得られることも注目を浴びている理由ですが、セキュリティ面への安心や信頼性が高いこともAnchor Protocolが評価されている理由です。
テラ(Terra)ブロックチェーン上で稼働
Anchor Protocolは韓国のTerraform Labs社が手掛けるテラ(Terra)ブロックチェーン上で稼働しています。
そしてTerraはCosmos SDKを用いて構築されたステーブルコインの作成に特化したブロックチェーンです。
LUNAというガバナンストークンを発行し、供給量を調整することで安定性の高いステーブルコインを発行しています。
【Terraが発行しているステーブルコインはこちら】
- UST(Terra USD)
- EUT(Terra EU)
- LUNA(Terra)
Terraで用いられているプロトコルは透明性が高いため、仕組みが明確化されています。
つまり、テザー問題のように法定通貨であるドルやユーロを保有していない心配を排除することができます。
非中央集権的なブロックチェーン上で稼働するからこそ、信頼性と安定性を担保した運営がされています。
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)の今後の将来性
ステーブルコインで年利20%を実現するAnchor Protocolの今後の将来性は未知数であるため、情報収集のもと投資することをおすすめします。
主な懸念は、2022年に入りAnchor Protocolを利用する貸し手と借り手のバランスが崩れてきており、年利20%を今後も維持できるか不透明になっていることです。
レンディングのプラットフォームは本来、「借り手」と「貸し手」の需要と供給によって利回り(%)が決まります。
具体的には貸し手が多くなりすぎると需要と供給のバランスにより、利回りは自動的に低くなります。
それはAnchor Protocolも本来同じですが、Anchor Protocolはプロジェクトの方針で年利20%を目指しているので、足りない分を準備金によって補っている状況が続いています。
現に過去60日間で貸し手の預金総額は23億ドルから61億ドルに増えましたが、借入総額は12億ドルから15億ドルの増加に留まっています。
また借り手はお金を借りる担保を預ける必要があるのですが、この担保金も50%減少しています。
サービス開始前の昨年7月にTerraform Labsが7000万USTを準備金として用意しましたが、消費が続くようであれば再度準備金を投入する必要に迫られています。
年利20%を下げるか、準備金を足す(出所は未定)のどちらかを迫られており、年利20%を今後も維持できるか不透明なため、情報収集しつつ資金運用しましょう。
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)の始め方・買い方
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)を買うには、以下の4つの手順が必要になります。
それぞれ、順番に解説します。
①コインチェックなどの国内取引所でビットコインを購入する
まずは、国内取引所でビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を購入します。
どの国内取引所にするか迷っているのであれば、定番のコインチェック(Coincheck)でビットコインを買うのがおすすめです。
コインチェックの口座開設方法は以下の記事で詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
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②MEXCなどの海外取引所にビットコインを送金する
コインチェックでビットコインを購入したら、Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)が購入できる海外取引所に送金しましょう。
取り扱い通貨数トップクラスの MEXCがおすすめです。
③MEXCでANCを購入する
MEXCで、送金したビットコインをAnchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)に交換しましょう。
これで、ANCトークンへの投資は完了です。
登録する取引所に迷っている方は、国内外の定番取引所を徹底比較した「仮想通貨取引所のおすすめランキング4選!初心者必見の4社を徹底解説」をご覧ください。
Anchor Protocol (アンカープロトコル/ANC)まとめ
本記事では、高い利回りを実現している分散型レンディングプラットフォームであるAnchor Protocolについて解説しました。
本記事の要約
- Anchor Protocolは高い利回りを実現しているレンディングプラットフォーム
- ステーブルコインの特徴を活かした利回りを得られるため安定した利益が出る
- 約60日前より、預金額と借入額のバランスが崩れているため、投資するタイミングには注意が必要
仮想通貨業界で権威あるセキュリティ企業や数々の大手取引所に上場しているため、信頼性がある仮想通貨プロジェクトだと言えるでしょう。
高い利回りによって仮想通貨を預けて運用したい人は増えましたが、借り手が不足していて年利20%を維持できるかは不透明感が出てきています。
しかし、年利20%の高利回りは投資家にとって言うまでも魅力的。
今後もプロジェクトの存続を期待しましょう。